2019年1月29日新橋で行われたSIRIN meet upレポートをします!
SIRINは2017年12月にICOで170億円を調達しました!
当時のICOでは何に使われるものか分からないようなプロジェクトも乱立しており、その中でSIRINは世界初となるブロックチェーンスマートフォンを作る目的でICOは大成功となりました。実需を伴うICOとして当時は上場後もSIRINのトークン(SRN)はとても高騰しました(2018.1.24)
コインチェックのハッキング事件が起こった後にも関わらず、強いチャートを形成しました。
今回はSIRINからスマートフォンが発売されるので、特徴なども含めてレポートしたいと思います。
今回プレゼンをしてくれたのが、SIRIN LABS
CEOのMOSHE HOGEG氏です。
CEO自らプレゼンをしてくれました。
MOSHE HOGEG氏はまず、SIRINの歴史について話ました。『SIRIN LABSは2012年に初めてスマートフォン産業に参入し、端末を販売しました、$1500で販売され、安全性の高い端末という評価を頂きました。』
また、FINNYについてもお話頂きました。『今回発表したFINNYにもその高いセキュリティをうめこみ、セキュアなコミュニティツールとして使えるようにしました。お金を送るだけではなく、実際使用者は写真やテキストなどのプライベートな情報も暗号化し、安全性の高い物にしました。また、安全性の観点からコールドウォレットも実装しました。』
目次
FINNYの端末の特徴
今回発表したFINNYにはコールドウォレットが内蔵されています。ウォレット不使用時にはコールドウォレット部のみオフラインとなり、外部からのハッキングなどから100%プロテクト出来る仕組みとなっています。
使用時には端末の背面をスライドする事により、すぐにホットウォレットに切り替える事が出来ます
使用時
また、このウォレットは決済としての機能もかなり優秀です。例えば、実店舗でビットコインのみで決済可能な店舗があり、そこで決済する場合、従来のウォレットであれば暗号資産の中のビットコインのみでしか決済はできません。しかし、FINNYのウォレットであれば他の(イーサリアムなど)暗号資産でも瞬時に決済分のビットコインに両替出来る機能が搭載されています。この機能はFINNYのウォレットが取引所と紐付いているので可能になります(何処の取引所と提携しているのか聞き逃しました。すみません)現在では暗号資産のスワップのみになりますが、今後暗号資産とフィアットとのスワップも可能になるそうです。
独自のアンドロイド OS SIRIN OS
SIRINでは独自に OSを開発しています。それが、SIRIN OSです。SIRIN OSでは通常の OSよりもセキュリティに特化しており、暗号資産を取り扱っている人々が安心して日々の生活を過ごせるような設計になっています。
プロジェクト成功の為のマインド
MOSHE HOGEG氏は今回のプロジェクトを成功に導くマインドをお話して下さいました。
ユーザーエクスペリエンス
暗号資産を取り扱った事の無い人も、FINNYを使う事により暗号資産決済などの経験を簡単に得ることがFINNYの発展に必要です。
価格設定
FINNYの販売価格は日本円で大体¥130000です。
近年ではスマートフォンの価格も上昇をつづけておりますが、SIRINではユーザーの参加がもっと気軽にならないかと考えました。そこでできたサービスがエディケイションセンターです。
エディケイションセンター
SIRINと各DAPPSが協力することにより、DAPPSからの報酬が発生する仕組みを作りました。各DAPPSからの報酬は$10~-$20です。
ユーザーは報酬を貰えるメリットがあり、またDAPPS側はプロジェクトの動画などを見て貰え勉強して貰えるなどの双方がwin_winになれるようなシステムを作りました。
現在DAPPSは世界で4000もの数が存在します。その中の1/4のDAPPSと提携したのであれば、$10000~$20000もの報酬を得られるかもしれません。
まとめ
SIRIN OS はBlockchainスマートフォン界のGoogleになるかもしれない可能性があると思いました。今後もプロジェクトの監視を続けたいと思います。