Green Funding Platformsとは（ICO）

1 Green Funding Platformsを語る上で必要な事前知識
2 『ESG投資』がさらに大きくなる為には透明性が必要
3 Green Funding Platforms（GFP）とは
4 Green Funding Coin(GFC)
5 Green Funding Platformsの投資対象（一例）
6 ICO期間
7 まとめ

Green Funding Platformsを語る上で必要な事前知識

Green Funding Platforms（以下GFP）とはESG事業やプロジェクトに投資できるプラットフォームです。

ESG投資とは環境（environment）、社会（social）、企業統治（governance）に配慮している企業を重視・選別して行う投資の事です。

従来の投資が売上高や利益など過去の実績を表す財務指標を重視したのに対し、ESG投資は環境、社会、企業統治を重視することが、結局は企業の持続的成長や中長期的収益につながり、財務指標からはみえにくいリスクを排除できるとの発想に基づいています。この投資理論は2006年頃から国連が提唱し、欧米の機関投資家や個人投資家から広がりはじめ、今現在では中東、アジア、アフリカといった世界中の機関投資家と個人投資家がESG投資額を増やしています。

『ESG投資』がさらに大きくなる為には透明性が必要

世界を良くしたいという思いが詰まったESG投資ですが、複雑な投資スキームや事業スキームによってお金の流れが見えづらいという問題があります。

水力発電に１万USD投資した例

複雑な投資スキームや事業スキームによる中抜きが問題なのではなく、投資した１万USDのうち実際に水力発電所に使われた（世界を良くした）のはいくら分なのかがわかりずらい事がGFPは問題だと考えているようです。そこでGFPはブロックチェーンの透明性が高く改ざん不可能な仕組みの導入を考えました。

Green Funding Platforms（GFP）とは

公式サイトを見る

従来のファンディングプラットフォームとGreen Funding Platforms（GFP）の違いは、法定通貨ではなくブロックチェーンを用いた暗号通貨によって投資し、またそのリターンを得られる事です。ブロックチェーン（分散台帳技術）の『お金の流れを１００％追跡できる』『改ざんが不可能』という特性によって透明性と公平性を担保することによって投資家に安心してSEG投資ができる環境を提供します。

＊ブロックチェーンの発明によって、こういったプラットフォームが今後増える事が予想され、『ESG投資はブロックチェーンでないと資金が調達できない』という未来も近いかもしれません。

Green Funding Coin(GFC)

Green Funding PlatformsではGFCという独自の仮想通貨を発行しており、このGFCを保有することによりGreen Funding Platformsが精査し、投資したESG企業の収益をGFC保有者に配当として還元する仕組みとなっています。（２０１９年後半以降）ESG投資の市場規模も数年で大幅に上昇してはいるものの、世の中の流れからまだまだ上昇の余地がある分野だと言えます。また、Green Funding Platformsでは数量限定にはなりますが、ある一定のGFC保有者には運営会社の株券も配当として配布予定になります。